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五 十 肩 |
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一般的に「五十肩」と言われていますが、医学的には「肩関節周囲炎」といいます。 文字通り中高年層に多く見られ、腕や肩を上げようとすると痛む、就寝中痛みで起きてしまう、手が後ろに回らないなどといった症状がでます。この病気において一番注意が必要なのは、治療法を個人で安易に判断しないことです。昔から痛みがあっても動かすほうが良いといった考え方があり、たしかに動かして良くなる症状の患者さんもたくさんいらっしゃいますが、 |
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中には以下にあげるように動かすことで余計に症状が悪くなるケースも少なくありません。ご自分の経験から親切心で動かすようにアドバイスして下さる方もいらっしゃるかもしれませんが、これに関しては専門的知識をもったところで診てもらうのが一番かと思います。簡単な見分け方があればよいのですが、動かして良いものと悪いものでは症状が似ていて、特に初期はほとんど変わりません。 エコーでの内部組織の検査や専門的な検査を受けて、安心して治療していただければと思います。
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注意の必要な肩関節周囲炎の主なもの |
症病名 動かしていいか 治療期間のめやす 腱板損傷 × 長期(断裂の程度による) 肩峰下滑液包炎 × 短期 (1ヶ月程度) 石灰沈着性炎 △ 沈着の場所による
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